2025/12/19
豊鉄
「のってみりん+(プラス)」のサービス開始と、東三河MaaS「いこまい」との連携開始について

豊橋鉄道・豊鉄バス・東三河地域公共交通活性化協議会は、東三河地域の公共交通利便性向上のため、2026年1月8日より既存の路線バス位置情報サービス「豊鉄バスナビ」の対象路線を拡充し、サービスを終了した豊橋市システム「のってみりん※」の理念を継承した新システム「のってみりん+(プラス)」としてサービスを開始します。またサービス開始に伴い、東三河の移動をサポートする東三河MaaS「いこまい」との情報連携も実施します。
本サービスは国土交通省の令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業」の一環であり、バスや電車が今どこにいるかという運行状況(車両の所在地)をリアルタイムで画面に表示することで、利用者に対し、より快適で途切れのない(シームレスな)移動サービスを提供します。
※「のってみりん」は、2025年9月30日に終了した、豊橋市が提供していた市内を走る路面電車とコミュニティバスに乗せたGPSの情報を使って、車両が今どこを走っているかWEBで確認できるシステムです。
1.名 称
のってみりん+(プラス)
2.サービス開始日
2026年1月8日(木)
3.提供主体
〇豊橋鉄道株式会社
〇豊鉄バス株式会社
〇東三河公共交通活性化協議会
(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村)
4.導入目的
本サービス導入の最大の目的は、東三河地域における公共交通を「使うのは大変そう」というイメージや、実際に利用する上での障壁(心理的・物理的ハードル)を引き下げることにあります。
(1)移動の不安解消
渥美線・市内線・豊橋市コミュニティバスにおいて、これまで利用者が抱えていた「乗りたい車両が今どこにいるのか分からない」という不安を解消し、移動の確実性を高めます。
(2)公共交通利用の促進
運行状況の可視化により、今まで以上に利用者が安心して公共交通を選択できるようになり、公共交通利用を促進します。
(3)移動の選択肢の増加
移動手段確保の観点からも、「公共交通でそこにいけるかどうか」をスムーズに知らせることで、移動の選択肢を増やし、豊かな生活に貢献します。
5.サービス概要
本サービスは、車両の位置情報サービスを広げることと東三河MaaS「いこまい」(ウェブアプリ)との連携により、東三河地域における広域的なお出掛けの支援を行うものです。

(1)「のってみりん+(プラス)」による公共交通の位置情報の拡充
既存のバスの位置情報サービス「豊鉄バスNavi」の対象交通モード路線を拡充し、名称を「のってみりん+(プラス)」として提供します。これにより、鉄道(渥美線・市内線)を含む広範囲の今いる場所の情報が提供可能となり、利用者の待ち時間削減や効率的な移動計画をサポートします。
| 交通モード | 対象路線 |
|---|---|
| 路線バス | 豊鉄バス(全路線) ※一部委託運行路線含む |
| 鉄 道 ※新規拡充 | 豊橋鉄道 渥美線 |
| 軌 道 ※新規拡充 | 豊橋鉄道 東田本線(市内線/路面電車) |
| コミュニティバス ※新規拡充 | 豊橋市コミュニティバス(愛のりくんを除く) |
(2)東三河MaaS「いこまい」との連携
「のってみりん+(プラス)」で取得されたリアルタイム位置情報は、東三河の移動をサポートする東三河MaaS「いこまい」のルート検索結果画面にリンク表示され確認できるようになります。
①途切れのない情報連携
ルート検索とリアルタイム位置情報の連携により、乗り換えや行動計画の作成が容易になり、利便性が大幅に向上します。
②既存サービスとの相乗効果
「いこまい」の乗車券(デジタルチケット)や地域情報(お出掛け情報) に正確な移動情報が加わることで、公共交通を利用した周遊行動への信頼性が高まります。
6.利用方法
※サービス開始は2026年1月8日からです。
・「のってみりん+(プラス)」
□WEB版
□アプリ版
アプリ版のご利用開始日は未定です。確定次第豊橋鉄道ホームページでお知らせします。
・東三河MaaS「いこまい」(WEBアプリ)
URL: https://maas.meitetsu.co.jp/ikomai/(外部サイト)
※アプリをダウンロードする必要はありません

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7.お問い合わせ
豊橋鉄道株式会社 総合企画部 0532-53-2134(平日9:00~17:00)