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豊橋の「おでんしゃ」 岡山を走る!(報告)

2015/03/18

 平成27年3月14日(土)、岡山市内を走る路面電車である岡山電気軌道様において、豊橋鉄道『おでんしゃ』の岡山版「おでんしゃin岡山」が運行されました。
 これは、岡山と豊橋で路面電車を運行する両社がお互いの公共交通をはじめとした地域活性化を目的に連携をする姉妹縁組を行うにあたり、その記念として実現したものです。

  岡山電気軌道は中国地方を中心に運輸事業を始めとした各種サービスを提供する両備グループの中核企業として創業105年を迎えます。創業以来一度も社名が 変わることなく地域の方々に「おかでん」の愛称で親しまれています。岡山市は豊橋市のほぼ倍の71万人(H26年4月現在)の人口がありますが、「おかで ん」は市の中心部に2路線4.7kmにわたって路面電車を運行し、ワイン電車やビール電車『ビアガー電』を運行しています。

 「おかでん」初の『おでんしゃ』の車両は、シックな黒の外装に木製インテリアが素敵なイベント車両“くろ(3007号車)”を使用。車内ディスプレイは豊橋『おで んしゃ』の物をそのまま持ち込みましたが、いつもより少し“おとなの雰囲気の『おでんしゃ』”が完成いたしました。

 当日、運行前の岡山駅前電停では道行く学生さんやサラリーマンの皆さまからの注目を浴び、また多くの報道陣にも囲まれ、ご案内、ご説明する弊社スタッフも思わぬ人気に驚きつつ、大忙しの一幕となりました。
 走り始める前には、車内にて両備ホールディングス代表取締役会長兼CEO小嶋光信様、弊社代表取締役社長伊藤の姉妹縁組調印式を実施。そのまま満席のお客さまを乗せ発車いたしました。
 車内ではヤマサちくわ様のご協力のもと豊橋と全く一緒のおでんを提供したほか、福井酒造様のおでんしゃラベルのカップ酒も提供、お客さまにも好評で、『おでんしゃ』のみならず豊橋のPRも大いにすることが出来ました。

 豊橋鉄道では、これをきっかけに豊橋からの情報発信はもちろん、岡山の紹介もおこなって、お客さまに楽しんでいただきながら地域交流のお手伝いもして参りたいと考えています。
 これからも豊橋鉄道ならびに公共交通にご支援をよろしくお願い申し上げます。