お知らせ

2025/04/11

豊鉄

「私の豊鉄」フォトコンテスト 受賞作品決定

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「私の豊鉄」 フォトコンテスト

受賞作品決定

令和6年4月より募集しておりました豊橋鉄道公式Instagram(@toyotetsu1484)を活用した「私の豊鉄」フォトコンテストにつきまして、受賞作品を決定いたしました。
今年は、渥美線、市内線以外にバスやタクシーなど豊鉄に関連するすべてのものをテーマとし、皆様が想像する「私の豊鉄」を自由表現していただきました。この概要について、お知らせいたします。

【開催概要】

  1. 応募期間
    令和6年4月1日(月)~令和6年12月31日(火)

  2. テーマ部門
    「私の豊鉄」

  3. 応募方法
  4. ①豊橋鉄道公式Instagram(@toyotetsu1484)をフォロー。
    ②撮影した写真ごとに、エピソード、ハッシュタグをつけ投稿で応募完了です。
     お一人様(1アカウント)、5作品までご応募となります。
     「#私の豊鉄100周年」
    ③鍵付きアカウントは不可です。

  5. 応募総数
    280点

【受賞作品について】
 受賞作品の内訳は以下です。各作品は別途添付資料をご覧ください。
「私の豊鉄」 アカウント名
最優秀賞
(2点)
valubatos_lupus様
aiiro.akaneiro様
入選
(10点)
kahe0811様
torajirou_photo様
chiku_wa_no_march様
moyashi_4070様
ichigram1202様
kazumi_je2016suis様
toukai_rei様
musee_d.achi様
yuuki.n.9様
zhaitengxiansi62様
とよはし市電を愛する会賞
(4点)
tattun5515様
sakura_sky_memories様
number.1028様
hiroyuki.morimoto様

【作品展示について】
 受賞作を以下の通り展示いたします。ぜひお越しください。
場所 期間 展示内容
豊橋市上下水道局
(多米配水場 展望台)
※小鷹野浄水場へ変更となりました
令和7年4月13日
(09:30~15:00)
全ての受賞作品
渥美線
1807形「なのはな」
令和7年5月1日~5月31日 全ての受賞作品
市内線
T1000形「ほっトラム」
令和7年5月1日~5月31日 市内線受賞作品のみ
豊橋市こども未来館ココニコ
(1階企画展示室)
令和7年5月3日~5月18日 全ての受賞作品
※お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。
※各車両の運行情報については下記へお問い合わせください。
 (予告なく点検等で走らない場合もあります)
 渥美線 渥美線営業所 0532-45-4927
 市内線 市内線営業所 0532-61-5771
     ご参考:在線表示アプリ「のってみりん」
         現在運行中の市内線車両がどの位置を走行しているかわかります。
         ※市内線のみ。渥美線は対応しておりません。
          https://knot.temirin.jp/(外部サイト)


【受賞作品】

最優秀賞(2点)

最優秀賞(1点目/2点) valubatos_lupus 様
最優秀賞


〇エピソード
 
暑かったあの日

今日は渥美線を撮影してきました
調べていたら、足元草ボーボーのとっても素敵な場所を見つけました
踏切を渡った素敵な方と共に

〇写真家・萩原氏 コメント
 
萌える緑に降り注ぐ初夏の陽射し。
これは撮影者が何を形にしたくて写真を撮っているのかが明快にわかる作品です。輝く日差しも緑も渥美線もそこを通り過ぎる女性も、全てこのイメージのための要素にすぎません。目の前に広がる情景の向こう側に、表現したい世界をはっきり見ることができる撮影者です。「踏切を渡った素敵な方と共に」のコメントも気が利いていて嬉しくなってしまいます。


最優秀賞(2点目/2点) aiiro.akaneiro様
最優秀賞


〇エピソード
 
豊鉄渥美線 芦原駅 2024/10/12
CYCLE TRAIN

間に合った
新豊橋を出発する時から 祈ってた

電車が通り過ぎたら
鉄塔の足元に お日様が沈んでいきました

後から気がついたのですが
車掌サンは 自分の乗車券を
確認するんだったのかも しれません
行きは 乗車券購入 帰りはSuica使用

〇写真家・萩原氏 コメント
 
ガラス窓越しに沈みゆく太陽が人物のシルエットを切り取る印象的な作品です。加えて列車の質感がハードにクールに表現されています。画面左上の青空と雲が夕陽との対照になって強い効果を表しているのも見逃せません。サイクルトレインのマークも効いていますね。コメントからも、撮影者はあらかじめこのようなシチュエーションを予測して撮影に挑んだかなりの表現者と言えるでしょう。それでも、いつも恵まれた要素が揃うとは限りませんよね。この日は女神様が微笑みをくれましたね。素敵な作品になりました。


入選(10点)

入選(1点目/10点) kahe0811 様
入選


〇エピソード
 
豊鉄フォトコンテスト応募
それぞれの帰路
優しく照らされる情景が
なんだかノスタルジックでした

〇写真家・萩原氏 コメント
 
夕陽のシチュエーションで撮影されたものは結構多かったのですが、これはその中でも秀逸な作品の1つと言えると思います。ただでさえ夕陽という象徴的なシーンでは、傾いた光によって光と影は分離してドラマチックな表現になります。言うなればそこにモチーフを配置するだけで雰囲気のある絵が出来上がってしまうのですね。ですがこの作品はその状況に甘えてはいません。撮影者はこのドラマチックな状況に身を置いた時、さらにイマジネーションが広がったのですね。柔らかく浮き上がった街並みや電車の前に、あたかも舞台や映画のワンシーンのような人影が配されています。ちょっと文学的な、セピア色の美しい世界が生まれました。


入選(2点目/10点) torajirou_photo 様
入選


〇エピソード
 
「100周年を桜で囲い」
豊橋鉄道市内線 札木駅〜新川駅

豊鉄の市内線を撮り始めてまだ数年ですが、桜が咲くシーズンは必ず訪問するようにしています。
今年は100周年ラッピング×しだれ桜のコラボ。遅咲きで咲きと同時に散っていないか不安でしたが、撮りたい1枚をしっかり収めることが出来ました(*^^*)

撮影データ
・撮影日:2024年4月8日
・SONY α1 + SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

〇写真家・萩原氏 コメント
 
桜と市電というとてもストレートな分かりやすいモチーフなのですが、この場所に立った時撮影者はあらかじめ欲しいイメージを想定してシャッターを切られています。前ボケに配した桜と、全体を明るくハイキーにしたことで具体性を引き算して絵画的に見せることに成功していますね。画面下側と右中央に薄緑が入っているのも桜と市電の暖色を引き立てるのに一役買っています。まさに100周年号が祝福されていますね。


入選(3点目/10点) chiku_wa_no_march 様
入選


〇エピソード
 
「満月と黒雷」
2024.9 / Toyohashi , Aichi

この写真を撮影するためには、幾つもの壁を乗り越えなければいけませんでした。
まず、満月がタイミング良くこの場所に見えるのは、1年のうちたった2日間しかありません。
そして、雲で隠れれば当然満月は見えません。
さらに、ちょうど月が真ん中に来たタイミングで電車が通ってくれなければ意味がありません。
なぜか、ちょうどそんな大事な日に限って大阪出張でした。
朝日が登る頃、ちょうど写真と同じ場所に立ち、必ず月が登る前にここに帰ってくるんだと誓いました。

まずは第一関門。
時間までに戻ってこれるのかかなりギリギリの戦いでしたが、何とか間に合いました。

続いて第二関門。
月が出始めた頃は雲で隠れていましたが、だんだんと見え始めてきました。

最後第三関門。
ちょうど月が良い位置に来た頃に市電が、しかもブラックサンダー号!

頑張った甲斐がありました。
これ以上ない写真になったと思います。

〇写真家・萩原氏 コメント
 
レトロなセンターポールと線路を中心に豊橋の街並みをシンメトリーに配して作画されています。信号や車のランプ等の街並みの明かりが華やかさを添えることによって象徴的で絵画的な効果が得られていますね。十分に舞台を準備しておいた所にこの月と雲です。撮影者の「こんなイメージを形にしたい」という熱意の伝わって来る素晴らしい一枚になりました。


入選(4点目/10点) moyashi_4070 様
入選


〇エピソード
 
渥美線と花火が同時に撮れるのはおそらくここのみ。
花火の上がるタイミングと電車の来るタイミングがバラバラすぎて花火開始から撮れた写真は1時間で4枚… 100周年の豊橋鉄道からしたら1時間も一瞬なのだろう

〇写真家・萩原氏 コメント
 
これは田原まつりの花火なのですね。ひとけのない小さな駅のホームでカメラを構える撮影者の熱がビンビンと伝わってきます。スローシャッターの効果によって、花火だけでなく車両のテールライトと行先表示器が美しい光跡を描いていますね。雨あがりの濡れたホームにランプの光芒も上手く配され、欲しいイメージを作るためによく計算して出来上がった美しい力作です。ひょっとするとまだあまり知られていない撮影ポイントなのではないでしょうか。この印象的な写真によって有名な場所になってしまうかもしれませんね。


入選(5点目/10点) ichigram1202 様
入選


〇エピソード
 
乗った時は元気いっぱい!
ものの10分程で撃沈!!

いっぱい動いていっぱい笑ったから疲れちゃったかな。おつかれさま〜
電車に揺られていい夢見てるかな

〇写真家・萩原氏 コメント
 
どこかにお出かけした帰り道なのでしょう。シートに座るなり気持ちよさそうに眠ってしまった女の子を優しい眼差しで捉えていますね。窓の外の風景を白く飛ばしてしまうハイキーな表現が明るくイノセントなイメージをよく表しています。それから、画面から余計な形や線を引き算した上で、窓枠の配置をきっちりと水平垂直に設定したため構成的なまとまり感が出て画面を垢抜けたものにしていますね。いや、それにしても微笑ましい一枚です。


入選(6点目/10点) kazumi_je2016suis 様
入選


〇エピソード
 
2月のある朝、
少しだけ暖かく感じて外を見ると
真っ白な霧が豊橋の街を覆いつくしていました。
カメラを持って飛び出すと、
そこには見慣れたはずの路面電車が走る景色が幻想的な白の世界に変わっていました。

〇写真家・萩原氏 コメント
 
霧に包まれた朝、「これはいける」そう思って出かけられたのですね。撮影者の予想通り幻想的な世界が広がっていてさぞ気持ちも昂られたことでしょう。霧は様々な具体物を覆い隠して見慣れた世界を抽象絵画の様な風景に一変させてくれます。カメラをきっちりと固定してスローシャッターにしたことも、手前を走り去る車をブレた色の塊にすることができてより抽象化に成功しています。やはり写真も「引き算にあり」なのです。なんだか見慣れた豊橋の街がヨーロッパの旧市街みたいです。イメージが膨らみます。


入選(7点目/10点) toukai_rei 様
入選


〇エピソード
 
「あこがれの人」
先日、渥美線の車内で電車好きな男の子と仲良くなりました。高師駅に到着し、交代で車掌さんが乗って来ると、とびっきりの笑顔で「いつもの人!」とテンションMAX!車内では、車掌さんの真似をしていました。終点の新豊橋駅に着き、車掌さんに駆け寄って話しかける男の子。この写真はその場面を撮影したものです。その後、物足りなかったのか「もう一回乗る!」と言って大清水駅まで行って往復した後、高師駅で名残惜しそうに車掌さんとはお別れ。思い返せば自分自身、小さい頃よく親と一緒に渥美線に乗っていたので、なんだか懐かしい気持ちになりました。
改めて、渥美線は地域の人達に愛されているんだなと感じさせてくれました。今日も、渥美線は夢と希望を持って走り続けます。
※車掌さん、男の子のお母様共に撮影及び、フォトコン応募許可を得ています。

〇写真家・萩原氏 コメント
 
これは本当に微笑ましい一枚です。男の子の憧れと喜びが画面からこちらに飛び出して来るようです。車掌さんもとっても嬉しかったことでしょう。画面いっぱいにこの2人を捉えつつも渥美線の特徴を背景にしっかりと収めている点や、撮影ポジションをしっかりと低くしてローアングルで男の子の目線から捉えているのはとてもいいですね。車掌さんへの憧れをストレートな視覚効果で表現されています。


入選(8点目/10点) musee_d.achi 様
入選


〇エピソード
 
100年見守ってくれたお月様

撮影2024/04/15 23時

〇写真家・萩原氏 コメント
 
月夜に浮かび上がる仕事を終えたバスたち。なんだか月に見守られて静かなひと時を過ごしているようです。ライトに照らされて浮かび上がり、また手前の水面に映されたことでバスたちはより強調され、月と夜空の美しさに上手く対峙しています。画面手前に植物を配したのも良い構成です。それにしても、こんなシチュエーションをよく見つけられましたね。とても印象的な作品になりました。


入選(9点目/10点) yuuki.n.9 様
入選


〇エピソード
 
『黄金道を駆る』 2024.12.7 AM7:38
今年はやや遅い晩秋となりましたが、見頃を迎えた多米の春日神社の大銀杏を撮ってみました。
晴れた日の朝が1番綺麗です。

Camera: Nikon D500
Lens: Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

〇写真家・萩原氏 コメント
 
美しく色づいた銀杏の大木をバックに颯爽と駆け抜けて来る豊鉄バス。ここに立ってみると分かるのですが、実際にはこんな風には見えません。画面全体がまるで銀杏の黄色い世界みたいに見えているのも、神社の鳥居とバスがこんな風に目に飛び込んで来るのも望遠レンズならではの圧縮効果が効いているからなのです。こんな世界に見せたいという撮影者の意図が良く現れた作品になりました。


入選(10点目/10点) zhaitengxiansi62 様
入選


〇エピソード
 
紫陽花を前ボケで写真に撮ると大変きれいな色に染まるので、私の好きな絵になります。隅の方に、渥美線の電車を添えてみました。

〇写真家・萩原氏 コメント
 
画面のほとんどは前ボケで濃いピンクの色面、画面の隅っこに渥美線が小さく配されています。こういうアヴァンギャルドな構成大好きです。ご自分のイメージを広げてまるで絵の様な作品になりましたね。写真は見たままを伝えたりしなくてもいいんです。絶対非演出と言った土門拳の言葉に僕は賛同しません。記録というのも写真の大切な存在理由の一つではありますが、写真を通して「表現する」という事でより写真の可能性が広がるのではないかと僕は思います。


とよはし市電を愛する会賞(4点)

とよはし市電を愛する会賞(1点目/4点) tattun5515 様
とよはし市電を愛する会賞


〇エピソード
 
Anniversary100

満開の桜トンネルの踏切で、列車通過待ちをしていると、見慣れないラッピングの列車が通過・・・・。
「Oh!  Anniversary 100!」との声が聞こえた様な?聞こえなかった様な・・・

〇写真家・萩原氏 コメント
 
100周年記念号を出品された方は結構いらっしゃったのですが、これはシンメトリーの構図で100の数字がバッチリ満開の桜に囲まれていまして、正に豊鉄100周年が祝福されているという感じですね。印象的な記念の1枚になりました。「満開の桜トンネルの踏切で列車待ちをしていると、見慣れないラッピングの列車が通過・・・。Oh!Anniversary 100! との声が聞こえた様な?聞こえなかった様な・・・。」書き込まれたコメントも軽妙で気が利いてます。


とよはし市電を愛する会賞(2点目/4点) sakura_sky_memories 様
とよはし市電を愛する会賞


〇エピソード
 
フォトコン用

電車の桜、桜の木、娘の桜空
三つの桜を写した思い出の1枚です。

〇写真家・萩原氏 コメント
 
満開の桜の下、桜の一字を名前に冠する娘さんと渥美線桜号。お洒落をしてバスケットを手にした娘さんが、何だか旅を連想させてくれる様で、ストーリー性のある作品になりました。記念写真の域を軽々と超えたこれは演出写真です。撮影現場に向かう前から「こんなイメージの写真にしよう」という風に想像して挑むのは非常に好感が持てます。どうぞ様々なイメージの演出写真を撮って行って下さい。


とよはし市電を愛する会賞(3点目/4点) number.1028 様
とよはし市電を愛する会賞


〇エピソード
 
「賑わいを乗せて」

夏はビール
冬はおでん
賑わいをのせて走る路面電車

豊橋らしいものと言うことで
北海道から来た友人をたまたま機会あり
一緒におでんしゃに乗ることができた
今でもその友人はその時のことを
会った時によく語る
思い出づくりにも一役かう路面電車

〇写真家・萩原氏 コメント
 
雨に濡れた歩道の輝きが玉ボケとなって美しいですね。開放にした絞りの効果が良く出ています。カメラを濡れた路面ギリギリに据えてローアングル撮影されたのも、非日常的で不思議な世界観を作るのに役立っています。まるで夢の中のワンシーンみたいです。現実には見えないものをこんな風に表現できるのも写真ならではだと思います。とても素晴らしい1枚になりました。


とよはし市電を愛する会賞(4点目/4点) hiroyuki.morimoto 様
とよはし市電を愛する会賞


〇エピソード
 
“クール豊鉄”

夜もふけ疎らなストリート
かえってクールな豊鉄市内線を演出

信号待ちに入る超低速区間を超低速SS1/2でズーム流ししてみました

〇写真家・萩原氏 コメント
 
夜の駅前大通を車達と共に駆け抜けてくる路面電車。中望遠で切り取り、スローシャッターにしたことでカッコいい疾走感が出ています。市電だけでなく、すぐ後ろの白いスポーティーな車も焦点深度内に入ってさらにほぼ同じ速度だったのがいいですね。まるで2台がバトルしている様な効果になりました。画面がちょっとだけ右に傾いているのも、動きというかライブ感をより感じさせてくれます。いい感じです!



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