My Career Step
キャリアステップ
2017年:入社 渥美線営業所乗務区車掌
2020年:鉄道運転士(甲種動力車操縦者運転免許)の資格を取得
以降、渥美線で運転士兼車掌として務める
My TOYOTETSU PHILOSOPHY
私のとよ「哲学」
皆様の命を預かる鉄道運転士。自らの健康状態を万全にし、先輩運転士からの有用な情報にしっかり耳を傾け、基本に忠実に、日々の努力とスキルアップを怠らない。全ては利用する皆様を「安全」に目的地におつれする、「安心」してご利用いただく、そのために。
社員インタビュー
幼いことからの夢「鉄道運転士」を目指し、
地域を支える地元鉄道会社へ。
幼いことからの夢「鉄道運転士」を目指し、
地域を支える地元鉄道会社へ。
夢だった鉄道の運転士として渥美線で乗務されていますが、なろうと思った切っ掛けや、実際に仕事をされていかがですか?
幼い頃から鉄道が好きで、電車の運転士になることが夢でした。
地元の鉄道会社に就職し、地域を支える仕事ができることに魅力を感じました。中学生の時には新豊橋駅で職場体験をしており、温かい雰囲気の会社だなと思いました。当時の駅長さんに「将来うちの会社はどう?」と声をかけてもらい、その時はまさか本当に働くとは思っていませんでしたが、縁あって現在豊橋鉄道で働いています。
もともとなりたかった職業ということもあり、仕事自体にやりがいや楽しさを感じます。また、先輩後輩含め職場には電車好きな人も多いため話も合います。仲も良いので乗務後に一緒になった人同士でご飯を食べに行ったりもします。
たまに車掌の仕事もしますが、最近は運転士をメインに乗務しています。運行は基本的に運転士と車掌の2人です。鉄道に詳しい人、詳しくない人、経験の有無等様々なので、お互いの個性に合わせながら乗務するのは面白さでもあり難しさでもあります。
より快適に乗車時間を過ごしていただけるよう
運転技術を磨く。
より快適に乗車時間を過ごしていただけるよう
運転技術を磨く。
鉄道運転士は特殊な業務だと思いますが、特別に気をつけていること、難しいと感じること等はありますか?
運転する時は、安全で時間通りの運行をすることはもちろん、無駄の無いブレーキ操作で、正確な位置に停めることを心がけています。無駄の無いブレーキは衝動が少なくなり、お客様により快適な車内環境をご提供できます。最近では車両もオートマチック化が進んでいますが、渥美線では昔ながらの車両が多く、それぞれクセもあるので運転技術も必要になります。経験や本人の技量で運転に差が出てくるところは、大変でもありますが、自分の成長を感じることもできるので楽しいです。
業務全般では、常に後輩の見本となるような行動を心がけています。また、車両や運転に関する規則等は定期的に確認し、もし非常事態が発生してしまった時には慌てず対応できるよう、幅広く見て、考えて、勉強することも大切にしています。事故はあってはいけませんが、もしもに備え、こんな事故が起こってしまったらどう対応しようかと頭の中でシュミレーションをすることもあります。
先日、運転士になってから初めて事故を経験しました。大事に至るような事故ではありませんでしたが、普段からあるかもしれないと注意していたともあり、思ったよりも冷静に対応することができました。電車は止まってしまいましたが、乗客の方へ状況をきちんとアナウンスすればみなさん怒ったりせず穏やかな対応をしてくれます。良いお客様にも助けられているなと感じました。
皆様の「暮らしの足」となる誇り有る仕事。
さらなる「安全・安心」をお届けしたい。
皆様の「暮らしの足」となる誇り有る仕事。
さらなる「安全・安心」をお届けしたい。
会社の良いところ、オススメポイントはありますか?
地域密着で、電車・市内線・バス・タクシーとグループとして東三河に暮らす皆さんの生活の足となっており誇りを感じます。
常務区では従業員同士のコミュニケーションを大切にしており、業務に関する疑問等の相談に乗ったり、スキルアップを目指す社員へのアドバイスやフォローがある等、みんなで助け合える良い環境です。
年2回の健康診断やストレスチェックの実施等、健康面への福利厚生がしっかりしているので安心して働けます。昼食補助もあり、一人暮らしの社員には助かっていると思います。
今年豊橋鉄道は100周年を迎えますが、どのような気持ちですか?
周年イベントがあったり、様々なメディアに取り上げられることもあると思うので、より注目されると思います。良い部分だけでなく、もしかしたら悪い部分も見えてしまうかもしれません。だからこそ注目されているという意識を持ち、表面的な部分だけではなくて中身も含め、気を引き締めていかなくてはいけないと思います。
事故やミスが起きると、せっかく良い雰囲気で迎えた100周年に水を差してしまいます。いくらイベント等をたくさんやっても、対応が良くなければダメだし、100周年だからこそ、まずは安全と基本作業を確実に行い、安全・安心を徹底することが運輸現場として重要だと思います。