~添乗員だより~
 田口線廃線跡探訪シリーズに行ってきました!


 7月22日(日)に本シリーズの第1弾となる「地元ガイドと歩く廃駅跡めぐりと祝100回!新城・軽トラ市へ」コースを実施しました!
 この日は第100回の節目を迎えた軽トラ市に立ち寄った後、田口線の廃線跡へ。まずは奥三河郷土館(現在休館中)の前に展示されている田口線で実際に走っていた車両を見学。車内に展示されている50年前に使用されていた道具の数々も特別に見学することができました。

 続いて向かったのは田口線の終着点、三河田口駅跡。ここは設楽ダムの建設によって水底に沈んでしまう予定で今しか見ることができない貴重な遺構です。ガイドさんの説明と共に当時の姿とダムに沈むこれからの姿に思いを巡らせる時間となりました。

 かつて走っていた線路の跡をたどるようにバスも走り、もとは鉄道用であったトンネルなどを通り抜ける中、最後に向かったのは三河大草駅跡。ここは田口線廃線跡の中でも最も当時のまま残されている場所で、森の中に使用されていたホームが残されています。ホームに立つとトンネルからいまにも電車が向かってきそうな懐かしさを感じることができます。

 田口線廃線跡には、移り変わっていく姿や今もなお当時のままの姿、そして50年を迎えた今年しか見ることのできない遺構もあります。ぜひ一度ご自身の目と肌で実際に体感してみませんか?