79新素材を活用したリヤウィンドウ全面広告広告事業市内線赤岩口車庫の隣接地では、交通の便はもとより、スーパーや病院も近くにあるという好立地を生かして、平成7年2月に「エバーグリーン赤岩ハイツ」を建設した。3DK4戸の賃貸住宅2棟から成り、必要十分な設備を整えたファミリー向けのアパートとした。豊橋駅前北街区では、豊鉄商事㈱が当社を含む地権者から土地を賃借し、有人の時間貸し・月極駐車場と、ニッポンレンタカーの豊橋駅前営業所を運営していた。平成15年、同地の現状を見直し、営業の効率化と増収を図るため、一部を立体駐車場とし、1階を名鉄協商24時間パーキング、2階を月極駐車場として活用することとなった。まずはレンタカー営業所を、隣接する当社観光バス営業センターの1階に移設した。ここは旅行会社の再編により、㈲豊橋観光旅行会が統合され空区画となっていた。こうして立体駐車場工事は進められ、平成15年10月に完成。駐車場は完全無人化された。このほか、バス路線縮小によって生じたバス転回場用地も賃貸物件として有効活用した。当社ではかねてから、電車やバス、社有地などを利用した広告事業を展開してきた。市内線の車両では、さまざまな形状の広告を車体にぶら下げていたが、平成元年からこれらを整理して全面ボディ広告として販売した。これにより、すっきりとした外観となって広告価値が倍増したため、掲出希望者が増えて増収につながった。また、平成12年12月にはラッピングバス広告も販売を開始した。市内電車とは異なり、より広いエリアを運行することが特徴で、開始当初は当広告が増収の最重要課題となった。平成16年10月には、リヤウィンドウ全面広告もスタートした。透過性のある特殊素材によって、車内からの視
元のページ ../index.html#79