71 ●各地域で受託運行開始 ●高速バス「伊良湖ライナー」伊良湖東京線小型シティシャトル車両で運行する豊川北部線豊橋駅前を発車する高速バス伊良湖ライナー東京駅行き(平成9年頃)高速バス、空港バスの運行開始15年7月1日からは、後述する豊鉄ミディバス㈱が受託できたのである。渥美病院や図書館を中心とする西部線・童浦線・表浜線・中央線を運行、7月21日からは大久保線・西浦線(土、日のみ)も加わった。平成13年9月1日、当社は新城市の委託によって新城Sバス新城北部線の試験運行を開始した。同線は新城車庫と追分を結ぶ横川線の運行経路を変更した路線であり、それまで公共交通機関がなかった新城市北部を結ぶ。試験運行にあたっては、新城市内の道路事情と合致し、車いす用スロープを備えた小型低床バス1両を導入した。半年の試験運行後、平成14年4月1日から運行を開始した。同日から豊鉄ミディバス㈱は、豊川北部線(豊川市)を当社からの管理委託で運行を開始。また同年10月1日からは、中宇利線、吉川市川線(新城市)も受託運行した。平成16年には豊鉄タクシー㈱が、御津町福祉乗合タクシーと音羽町コミュニティバスの運行を受託した。同年6月1日、御津町福祉乗合タクシーをジャンボタクシーで運行開始した。時代の変化に伴い、コミュニティバスのなかにはマイクロバスから効率的な9人乗りジャンボタクシーに車両を変更する路線もあり、同年10月1日には音羽町コミュニティバスがマイクロバスに代わってジャンボタクシーでの運行を開始した。その後、この形態での地域路線運行の需要は徐々に高まっていった。平成2年3月18日、この地域から東京への利便と、関東圏から渥美半島への観光客誘引を目指し、伊良湖岬-東京駅間を結ぶ高速バス「伊良湖ライナー」の運行を開
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