豊橋鉄道100年史 1924-2024
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市内線停留場/本社・営業所・事業用施設163豊橋鉄道㈱本社 豊鉄ターミナルビル豊鉄ターミナルビルは昭和63年10月に開業。1~4階は商業店舗・クリニック・事務所等が入居、5~9階は豊鉄ターミナルホテルとして同時開業したが令和2年9月にホテル営業を終了し、現在は同区画を多目的レンタルスペースとして活用している。平成23年10月から当ビル5階(一部4階)を改装して、柳生橋駅前にあった旧本社を移転した。渥美線営業所 渥美線幹事駅 渥美線乗務区昭和45年に高師総合駅として完成。現在は渥美線営業所(渥美線幹事駅・同乗務区)を配置し、渥美線の指令センターとして中枢機能を果たしている。市内線営業所 東田変電所当ビルは、昭和59年に店舗住宅併設の東田ハイツとして建設された。市内線営業所は当敷地内東側の建物で営業していたが、令和2年1月に、営業所と変電所を移設した。パーク&ライド駐車場 豊鉄パーキング三河田原駅マイカーを停めて電車で移動する「パーク&ライド」の新生活スタイルを促進するため、沿線約30カ所で「豊鉄パーキング」を展開している。保線区・電気区車両・保線・電気の各鉄道保守業務は昭和53年から豊鉄建設㈱(当時は豊鉄施設工業㈱)に委託していたが、平成20年4月から委託を解除し、当社鉄道部直轄組織となる。このうち保線区と電気区は、芦原の豊鉄建設㈱社屋内を拠点にして業務を行っている。植田変電所開業時からの施設で、かつては有人管理であったが、昭和58年に高師駅から遠隔制御ができるようになり無人化が実現した。平成30年には、ほぼ全面的な改装工事が完成し、近代的な変電所に生まれ変わった。他に天白変電所が存在したが平成9年に廃止した。出力1120KVA×2杉山変電所平成元年7月に電力増強のため新設した。出力1120KVA×2柳生橋変電所昭和45年12月に電力増強のため新設した。出力1120KVA×1渥美線高師車両区老朽化した木造検車場を平成18年3月に耐震化と3両編成対応の近代設備を備えた検車場に改築し、作業効率が大幅に向上した。市内線赤岩口車両区昭和35年、路線延伸時に新設し、旧東田車庫から移転した。近年は市電運転体験や車庫見学会など各種イベントを開催している。本社・営業所・事業用施設

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