豊橋鉄道年記念座談会100周125八木 市電を愛する会のような団体の協力はとてもありがたいですよね。ほっトラムの導入時や「市電の日」のイベントなど、たくさん協力をしてくださっています。これからも末長く支えていただきたいですね。河合 いろいろと連携していただいていますよね。例えば公共交通をまちづくりの一環として考えていく必要があるなか、市電を愛する会が市民の貴重な意見を届けてくれるほか、当社の取り組みを外部に発信してくれています。イベ八木 はい。地域を盛り上げる面などで連携が広がっています。この前、直接的な連携関係ではありませんが、プロレス同好会の学生さんから「路面電車内でプロレスをやらせてほしい」と相談されました。「マイクパフォーマンスや、技の掛け合いなどで盛り上げます。しかし安全には十分配慮します」というので、学生さんたちに協力して実施したんです。おそらく全国で初めてじゃないですかね。ふたを開けてみると、ものすごく反響が大きくて好評だったようです。団体からも、豊鉄のノウハウを活用したいと従業員の派遣依頼を受けるようになりました。――地域貢献には「とよはし市電を愛する会」のような支援団体も、大きな役割を果たしていると思いますが、いかがでしょう。ントの企画力やアイデア力も非常に参考になっています。――一方で産学連携もだいぶ盛んになってきていますね。その面でも豊鉄グループの社会的な価値が広がっているのではないでしょうか。
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