114愛知大学との包括連携・協力協定締結式(新豊橋駅)豊橋技術科学大学との包括連携・協力協定締結式(駅前停留場)地元大学との連携・協力協定東三河MaaSへの取り組み当社は、渥美線沿線に位置する愛知大学と深い関わりをもってきた。また、高等教育機関と公共交通機関という異なる立場にありながらも、地域貢献などで同じ目標を共有してきた。両者が連携・協力して活動を展開すれば、地域で果たす役割や存在意義などがより有効性を増し、地域の持続的な活性化を目指せることから、それぞれの活動を包括した連携・協力協定を令和3年7月20日に締結することとなった。協定では、「地域の活性化、産業振興、地域文化振興、地域福祉推進、教育および人材育成、防災、その他の分野で相互に協力し、地域社会の発展や協働のまちづくりを推進する」ことを目的とした。また、当社は豊橋技術科学大学とも、包括連携・協力協定を締結した。その発端は東三河地域で、両者が地域貢献やまちづくりといった同じ目的のもとで活動を進めてきたことである。「少子高齢化や人口減少などの地域課題に対して、お互いの強みを生かしながら、協力して取り組むことで、地域の持続可能な活性化を目指す」という考えに一致したため、令和4年10月25日、締結式を実施した。今後も両校と相互に協力しつつ、豊橋まちなか会議との連携、課題解決型インターンシップの実施などを通じて、地域社会の発展やまちづくりを推進していく予定である。近年の交通分野では、MaaS(Mobility as a Service)が、変革に向けての重要なキーワードとなっている。この動きのなか、当社の方針を、「交通モード・組織にしばられず、地域における移動サービスの最適解を提供すること」
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